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自分って①

更新日:2024年12月31日

自分って

今までチームの中での自分、他者との関わりを多く書いてきましたが、そもそも自分とはどういう存在なのかは、その時にいる環境で大きく変わりますよね。

たまに「あー 自分が何だか分からなくなった!」という声も聞きます。それもそのはずです。いろんな自分がいるんですから、当たり前ですよね。

 

もしあなたが、結婚しお子さんもいて、更に親御さんの介護もしながら仕事をしているならば、個人としての自分、配偶者としての自分、親として、また、親御さんに対しての子供としての自分、そして会社など社会の中での自分と、信じられないほどの自分があり、おそらくどの自分も全く同じという方は非常に少ないのではないでしょうか?

親である私、子である私、妻や夫である私、会社や組織の中での私

そんな特におすすめなのが、自分をことを整理する。俯瞰で見ることです。

自分理解を深める一つの方法として

それぞれの自分の居場所、言い換えれば役割ごとに、

①   現実:自分がどのようなことを多く思っているか、どのような行動をとっているか

例えば、

個人の自分として:兎に角時間に追われて忙しい。

一日文句を言わない平穏な時間を作りたいが、つい文句がでちゃう。

➡ 何がそうさせているのか?

時間ばかりが気になり、少しストレスを抱えている毎日を過ごしている。


親として:最近子供との会話が少なくなった。

教育関係になるとついつい神経質になり、口をはさんでしまう。

➡ 何がそうさせているか?

教育は大切だと思っているが、伝わらない?

伝え方がうまくない。


子である私として:最近親から頼られがち。

できる範囲で親のサポートはしたいが、何だかストレスがたまる。

➡ 何がそうさせるのか? 

 

いろいろありますが、自分の居る場所で心が少し穏やかでない時に、何が私をその気持ちにさせるのかを考える、表面化して俯瞰で考えると、解決方法が出てきます。



私の例として

結構昔から仕事とプライベートであわただしい日常を過ごしてきました。最近は、家事は分担制といわれる方がいて羨ましい限りですが、我が家は違います。そこでおのずと、「少しは手伝えよ!!」とイラっとするわけですが、何でイラっとするか。

それは相手に期待をしているから。

そこで、期待はしないという、心もち。そして、必要なことは、お願いするというスタンスに変更したら、かなりすっきりしました。イラっとする気持ちは自分で作っているので、それを取り除く一つの方法でした。

 

人は社会の中で、自分以外の人と接点を持ちながら生活をし、必ず、何かしらの心のざわつきは起こります。うまく泳いでいくためには、自分の感情がどう動いているのか意識してみることをお勧めします。



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