自分にあり方の信念、考え方を見直しするのは、簡単なことではないですよね。
なぜなら、それで、いいと思って生きてきているからです。
あるいは、気に留めずにそれに捉われて生きてきているかもしれません。
自分で壁を作り、篩に通ったものしか見なくなります。その壁があっているのかどうかもわからず、篩から落とされた貴重なものがあるとしたら、それは残念ですね。
よくある社会的固定概念の例としては、以下があります。
■性別による役割分担:
男性と女性に対する固定的な役割分担の概念。
たとえば、男性は強くて冷静であるべき、女性は優しくて家庭的であるべきだという固定概念があります。最近は大分柔軟になってきていると思いますが、周りを見回してください。まだまだ、根付いている概念です。
■年齢による能力評価:
年齢による能力や適性の評価に関する固定概念。
たとえば、若い人は経験が浅くて能力が低い、年齢が高い人は新しいことに適応できないという固定概念が存在します。ただ、求められる分野によってこれはかなり違ってきているように思います。
■社会的地位や出身による期待:
社会的地位や出身に基づく期待や評価に関する固定概念。
たとえば、特定の社会的地位にいる人は特定の行動や態度を取るべきだという固定概念や、特定の出身地域の人は特定の特性を持っているという固定概念が存在します。
その他人種による地位や能力、外見など日本ではそれ程日常的に触れるものではないですが、多く存在しています。
今これを読まれて、社会生活において自分はどう思って生活しているだろうと思われますか?
固定概念を見直すステップは
■まず自己視察:
自分の固定概念について考え直す、気づく機会をつくる
自分の信念や考え方に疑問を持ち、本当にそうだろうかと新たな視点から物事を捉える。
■対話と議論:
対話や議論を通じて、異なる意見や視点に触れる。チームであれば、他者との意見交換や議論を通じて、新たな視点を得ることで、固定概念を打破することができます。
その後新しい情報を得やすくもなり、受け入れやすくもなって、自分が広がっていきます
次回は、個人が抱える固定概念見直し⇒
Comments