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全身Vブランド、あれは「服」なのか「防具」なのか?

  • 7月16日
  • 読了時間: 3分
全身Vブランド、あれは「服」なのか「防具」なのか?

「時間とお金、両方手に入れるのは至難の業なのよ」

知人が放った、なんとも説得力のある一言。確かに、通帳の0の数が増えるのが嬉しくてしょうがないほど忙殺されている成功者はたくさんいます。時間もあるしお金持もあると自己認識しているそんな彼女が、たまにインスタで見せる姿。

全身、Vのモノグラム。

シャツからパンツまで、どこを見てもロゴの洪水です。 これを見て、みなさんはどう感じますか?(因みに、彼女の好みを否定しているわけではありませんので)

「おぉ、さすがの成功者!」と眩しく思うか。 それとも「……ロゴが多すぎて目がチカチカしない?」と心の中でツッコむか。

今日は、この「ハイブランドという鎧」の裏側にある深層心理と、私たちが世界をどう捉えているかという「フィルター」の話を、少しだけユーモアを交えて紐解いてみます。



「私」というブランドの不足を補うもの?

「私」というブランドの不足を補うもの?

ファッション心理学的に言えば、全身ブランドは一種の「重装備(鎧)」です。

  • 「私をブランドの価値で測ってくれ!」という切実な願い

  • 「舐められたら終わりだ」という猛烈な防衛本能

自分という人間に箔をつけるために、Vブランドの力を借りて「自分自身をブースト」しているわけです。

本当の意味で自信がある人は、不思議と鎧をまとっていません。Tシャツにジーンズでも、なぜか醸し出される「この人、タダモノではない感」。ブランドのロゴに頼らずとも、その人自身が既に輝いているからですね。

…とは言え、全身モノグラムを着こなすのは、実はかなりの高度なプレイです。 多くの人は服に「着られている」状態になりがちですが、それでもあえてそこに挑戦する彼女の勇気だけは、尊敬してしまいます。



私たちは、どんな「色付きメガネ」で世界を見ている?

私たちは、どんな「色付きメガネ」で世界を見ている?

面白いのは、そのブランドを全身にまとった彼女を見たとき、私たちが「どうフィルターをかけて解釈するか」です。

  • フィルターA(憧れ):「成功者だ! 素敵!」

  • フィルターB(冷徹):「自信がないからロゴに頼ってるんだな」

世の中のビジネスや消費行動も、このフィルターの影響をモロに受けています。

「有名な大企業だから安心(フィルターA)」なのか、「なぜ今、わざわざこんな派手な広告を打つ必要があるのか?(フィルターB)」と一歩引くのか。私たちは無意識のうちに、自分独自の「色付きメガネ」を通して世界を見ているのです。



結論:流行という「幻影」に踊らされないために

結論:流行という「幻影」に踊らされないために

情報過多な現代において、誰かの見せるキラキラや、ブランドの権威に無批判に踊らされないためには、「自分のフィルターを自覚する」ことが最初の一歩です。

あの知人が全身でキメているのは、アピールなのか、単純な好みなのか、あるいは気合いを入れるための勝負服なのか。それは本人にしか分かりません。

ただ一つ言えることは、「その人の価値は、布地の柄やロゴの数では決して決まらない」ということ。

他人の「鎧」をうらやんだり、いちいちジャッジしたりする暇があったら、自分のフィルターを少し磨いてみませんか? そうすれば、ブランドロゴの向こう側にある、もっと本質的で面白い世界が見えてくるはずです。

さて、今日あなたが目にした「流行」や「ステータス」は、本当にあなたが必要としているものですか? それとも、誰かのフィルターが作り出した幻影でしょうか。


さて、皆さんは街で「全身ブランドの人」を見かけたとき、正直どんな感想を抱きますか? 「すげぇ!」派ですか? それとも「……なぜ?」派ですか? ぜひ、あなたの心のフィルターを一度のぞいてみてください。


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©︎ MIRAI+

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